泌尿器科

デリケートな悩みだからこそ、お早めにご相談ください

おしっこの悩みや性器の悩みなど。
身近な人にも相談しにくいデリケートな話題だからこそ、長い間我慢して悪化させてしまうことも多いものです。
吉武泌尿器科医院は患者様のプライバシーに十分配慮して診療をしていきます。
「相談してよかった」と笑顔で帰っていただけることが、私たちの何よりの喜びです。どんなことでもお気軽にご相談ください。

主な症例・症状

男性・女性に分けて紹介しております。タブをクリックすると切り替わります。

泌尿器科とは、主に尿路および生殖器(男性)を主に扱う診療科です。
副腎や腎、尿管、膀胱、前立腺、尿道、精巣などの臓器が泌尿器科領域の対象臓器に該当します。
日本でも高齢化社会を迎えて尿路悪性腫瘍や排尿異常(排尿困難、失禁など)を訴える患者様が年々増加しております。 また前立腺癌は日本でも男性悪性腫瘍の上位を占めるようになってきました。


前立腺肥大症:精液を作る生殖器が加齢とともに大きくなることで症状を来します。尿の勢いがない、残尿感がある、尿が間に合わなくて漏れる、睡眠中に排尿のために目が覚める、などいろいろな症状があります。現在では薬物療法が主な治療ですが、手術療法が必要となる場合があります。その際は当院と連携している専門施設へご紹介致します。


前立腺がん:近年急速に増加傾向にあり、男性のがん患者数の第1位となりました。しかし死亡者数は第6位となっています。これは、適切な治療を行えば、前立腺がんを治療することができることを意味しています。そのためには早期発見が重要となりますが早期では前立腺がん特有の症状はありません。早期発見のためには血液検査での前立腺腫瘍マーカー(PSA)の測定が必要となります。50歳以上の方は一度検査を受けられることをお勧めします。治療に関してはホルモン治療、放射線治療、手術が主体となります。近隣の専門施設と連携を取り適切に治療をしていきます。


急性前立腺炎/慢性前立腺炎:多くは細菌による感染症です。会陰部(肛門と陰嚢の間付近)の痛みや違和感が特徴的な症状ですが必ず生じるわけではありません。排尿困難、排尿時痛、残尿感、下腹部や陰茎の根元の痛み、精液に血が混じる(血精液症)など様々な症状を来します。慢性前立腺炎になると症状が良くなったり悪くなったりを長期間繰り返し、なかなか治癒しないこともあります。抗菌薬や生薬で治療します。


急性尿道炎:性行為感染症(STI)の一つです。淋菌性、クラミジア性、雑菌性などがあり、それぞれ治療薬が異なります。各々の症状や潜伏期間の特徴などから適切な抗菌薬を選択しますが、絶対的なものではありませんので、治療方法の選択が間違うこともあります。


急性精巣上体炎:精巣上体(副睾丸)に細菌が感染した状態です。発熱、陰嚢のはれ、陰嚢の痛みを生じます。抗菌薬の投与を行います。


亀頭包皮炎:陰茎包皮に細菌などが感染した状態です。カンジタなどのカビが原因のこともあります。幼児から小児に多い感染症です。細菌性であれば軟膏治療や抗生剤内服などで加療します。


陰嚢水腫:陰嚢内の精巣(睾丸)の周囲に水がたまった状態です。針を刺し吸引することで一時的には小さくなりますが時間とともに必ず水がたまってきます。基本的には根治的な手術加療をお勧めします。連携する医療施設へ紹介致します。


精索静脈瘤:精巣に流れる動静脈の束(精索)に静脈瘤ができる病態です。左側に多く、陰嚢~足の付け根の違和感や痛みを来たし、陰嚢付け根の数珠状のコブなどを触れることもあります。男性不妊の原因になります。治療は手術加療ですが、最近は、より低侵襲で再発率の少ない顕微鏡を使用した手術が主流となっています。必要があれば専門医療施設へ紹介します。


包茎:亀頭を全く露出することができない真性包茎のみが医療保険の適応となります。当院では局所麻酔下での日帰り手術を行っております。局所麻酔での手術が不可能であれば連携する医療施設へ紹介します。


性器ヘルペス:陰茎に水疱や口内炎のような湿疹ができます。軟膏や内服薬での加療を行いますがヘルペスウィルスは体内に常在するウィルスですので再発を繰り返します。抗ウィルス剤の内服薬や外用薬で治療します。


梅毒:梅毒スピロヘータによる感染症です。性行為感染症(STI)の一つです。病期の時期によって症状が異なります。無治療でも一旦症状が消失することがあるので注意が必要です。ペニシリン系の抗生物質が有効です。


ED(勃起不全):簡単な問診と内服薬での治療を行いますが、保険適応外となります。